Lilyさんによるツインレイ体験談を、全4回の連載としてお届けします。
40代でツインレイと出会い、幸せな日々の中で突然訪れたサイレント期間。出会いの奇跡と心の揺れをリアルに綴るLilyさんの言葉は、今「サイレント期間がつらい」と感じているあなたの心に、きっと響くはずです。
サイレント期間で試された私たちの絆
みなさまはじめまして、こんにちは!
今回から4回に渡り、連載を担当させていただくことになりましたLilyと申します。
私は普段、一般企業で事務の仕事をしています。
それとは別に20代の頃から心惹かれてきたアロマや植物療法、そしてスピリチュアルの世界。
気づけばヒーリングやカードリーディングなんかも学んで、時々必要な方にお手伝いをさせていただくようになりました。
だけど正直なところ、いろいろなお話を聞いたりみたりするなかで「ツインレイ? 縁があればいいけど、私は今生ではご縁ないかもなぁ…」くらいにしか思っていませんでした。
なにせ私は、40歳手前で10年付き合った彼とお別れしたばかり。
「この先誰かと深く結ばれることなんてないのかも…」と、どこかで諦めていたんです。
そんな私の人生が、静かに、でも大きく動き出したのが41歳の春。
ツインレイだと確信の持てる誠一さん(仮名)との出会いでした。
誠一さんとの出会いは幸せだけを運んでくるわけではなく、“サイレント期間”という大きな試練を私に与えることになります。
この連載では、私が実際に体験したツインレイとの出会いと別れ、悩み、そして乗り越えた日々で気づいたことを、お話ししていきます。
もし今、あなたも「この人はツインレイかもしれない」「どうしてこんなに苦しいの?」と感じているなら…私の体験が、少しでもあなたの心を軽くするヒントになれば嬉しいです。
今日はその始まり。“幸せの絶頂”から突然突き落とされた、あの日のお話です。
ツインレイとの出会いは41歳の春だった
ツインレイの誠一さんと出会ったのはとある趣味のオンラインコミュニティ。
外面はいいけれど少し人見知りなところがある私の心に明るくてお話上手な誠一さんは自然に入り込んできて、はじめは声や文字だけでのコミュニケーションを重ねながらいつの間にかかけがえのない存在になっていました。
私たちの出会いについては過去記事にてご紹介いただきましたのでよろしければご覧ください。
https://twinray.wpx.jp/twin-ray-experience-vol5/
「こんなふうに心通じ合える人がいるんだ。しかも異性で」
出会って5ヶ月が過ぎる頃には、もう私の中で「このご縁は特別だ」と信じて疑いませんでした。
でも、幸せな時間は永遠ではないことを、このあと私は思い知ることになります。
突然訪れた“サイレント期間”という試練
嫉妬が生んだ攻撃と誤解
彼との繋がりがどんどん深まっていく中で、ある日突然、予想もしていなかった出来事が起こりました。
それは、誠一さんのことを好きな女性が私に対して攻撃的な態度を取り始めたこと。
その女性の名は玲奈さん(仮名)。
彼女は共通の友人たちを巻き込みながら、私に対して直接メッセージで責め立ててきたり、知らないところで私の評判を下げるような言動をしていたのです。
最初は「嫉妬してるだけかも」と気にしないようにしていました。
同じく40代の彼女とは、大人同士。
時間が解決してくれると思っていたからです。
でも、状況はどんどん悪化していきました。
信じていた仲間との繋がりが、ひとつ、またひとつと消えていく中で、誠一さんが私に言ったのは、
「君が辛いだろうから、少し距離を置こう」
その言葉を聞いた瞬間、胸の奥がギュッと締めつけられるような痛みが走りました。
「距離を置こう」と言われた日の絶望
あの日の言葉は、優しさからだったのかもしれません。
でも私には、「玲奈さんを守るために私を切り捨てた」としか思えませんでした。
本当は、「やめて」「私を守って」と言いたかった。
けれど、嫌われるのが怖くて、言葉を飲み込んでしまったんです。
そして私は、心の中の灯りが一気に消えていくような感覚に包まれました。
サイレント期間でみつけた「愛と執着の違い」
彼を失う怖さに支配されていた私
サイレント期間が始まってからの私の心は、毎日心がジェットコースターのように揺れ動いていました。
彼を信じたい。
でも、「本当に私のことを大切に思ってくれていたのかな?」という疑念が、どうしても消えなかったんです。
SNSで誠一さんが玲奈さんとやり取りしているのを見ては「やっぱり、私よりも玲奈さんの方が大切だったのかな」
スマホを眺めては、返ってこないメッセージに「もう私のことなんて忘れてしまったのかもしれない」と考えてしまう。
一度疑い始めると、どんどん悪い方へ考えてしまって、自分の感情に振り回されては涙が止まらなくなる…そんな日々が続いていました。
仕事中にも突然涙が溢れ出してきて、鼻炎のふりしてトイレに駆け込むこともしばしばでした。
仕事しろよって感じですけど(笑)、それくらいいっぱいいっぱいでした。
でもふとした瞬間に思ったんです。「私、誠一さんに執着しすぎてるのかもしれない」
愛と執着の違いに気づいた日
ツインレイとの関係の中で、「これは本当の愛だ」と信じていた私の気持ち。
でも、サイレント期間を通して私なりに見えてきたのは、
“愛”とは、相手の幸せを心から願える気持ち。
“執着”とは、自分が満たされたいと願う気持ち。
愛は、たとえ相手が自分の元を離れていても「幸せでいてほしい」と願える、静かで揺るがない感情。
でも執着は「そばにいてくれないと不安」「私だけを見てほしい」と、相手をコントロールしようとしてしまうエネルギー。
「あの人」がいないと自分は幸せではない、という思い。
私は、誠一さんに対して「愛してる」と思っていたけれど、
心の奥には「繋がっていないと不安」「彼がいない私はダメなんだ」という感情が隠れていたんです。
気づいたときはショックでした。
でも同時に、自分の心のクセや、これまでの人間関係のパターンとも向き合うきっかけになりました。
数字のサイン」にすがった毎日
毎日が苦しくて、正直「もう諦めてしまえたら楽なのに」って思ったことも何度もありました。
だけど、そんな中でもふとした瞬間に、スピリチュアル的な“サイン”を目にすることが何度もあったんです。
たとえば、彼のことを考えているときに時計を見たら「11:11」。
外を歩いていると、目に入った車のナンバープレートがエンジェルナンバーや自分のラッキーナンバーだったり、誠一さんの誕生日と同じ数字だったり。
「これは偶然なのかな?それとも、宇宙が何か伝えてくれているのかな?」そんなふうに思える瞬間が、私を少しだけ前向きにしてくれました。
もちろん、疑う気持ちもありました。
「自分に都合よく意味づけしてるだけなんじゃないか?」って思うことも…。
だけど私は、その小さなサインを信じたいと思ったんです。信じることで、自分の心が少しでも軽くなるなら、それでいいって。
サイレント期間が教えてくれたこと
サイレント期間は、終わりじゃない
このサイレント期間は、苦しみの連続でした。
でも、だからこそ私は自分の中にある「恐れ」や「依存」と向き合い、「愛」と「執着」の違いに気づけました。
「相手に認めてほしい」「そばにいてほしい」という気持ちは、実は“愛”ではなく、“自分の不安を埋めるための執着”だったのかもしれないと。
私は少しずつ、「自分を大切にする」ことを学び始めました。
まずは自分のグラスを満たすこと…「知っていた」はずだったのに全然できていないことでした。
そしてこの、音信不通の静寂の中で私は確信しました。
「私たちの間には確かなご縁がある。ここで終わりなはずがない」
そんなある日、誠一さんからふいに一通のメッセージが届いたのです。
そこから私たちの関係は、少しずつ動き出していくことになるのです。
まとめ・次回予告
サイレント期間は、終わりじゃない。むしろ、あなた自身の光を取り戻すための大切な時間。
私自身、あの期間があったからこそ気づけたことがたくさんありました。
私の体験談をお話することで、胸の痛みを少しでも軽くするお手伝いができたら嬉しいです。
次回は、そんな私の元に誠一さんから届いた“再会のメッセージ”についてお話しします。
今、苦しみの中にいる方も、どうか思い出してください。
本当に大切なご縁は、時間や距離を超えて、必要なときにまた巡り合うもの。
信じる気持ちを大切に、今できることをひとつずつ。
あなたがあなた自身を愛せるそのとき、きっと未来は優しく応えてくれるはずです。
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