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【連載最終回】ツインレイの統合とは?再会のその先で気づいた“本当の愛”と自分との調和

🔮編集部より🔮

本記事は、Lilyさんによる全4回の連載「40代で出会ったツインレイ」の最終回です。

ツインレイとの出会い、サイレント期間、そして再会を経て——

今回は、ツインレイの関係における最も大きなテーマ「統合」について、Lilyさんが歩んできた日々を通して見つけた“本当の答え”を綴っていただきました。

「統合って結局、どういうことなの?」
「再会しても満たされないのはなぜ?」

そんな疑問を抱えている方にこそ、ぜひ読んでいただきたい最終回。

自分自身を癒し、調和させることでこそ始まる、本当のツインレイの旅路——きっと、あなたの心にも優しく届く言葉が見つかるはずです。

目次

ツインレイの統合ってどういうこと?

こんにちは、Lilyです。

普段は一般企業で事務の仕事をしながら、アロマテラピーや心理学、スピリチュアルの世界に触れて学び続けている44歳の私。

この連載では、私が41歳のときに出会った“ツインレイ”の存在、誠一さん(仮名)との体験を元に、自分自身の変化や気づきをお話してきました。

前回までの記事では、誠一さんとの出会い、彼に想いを寄せていた玲奈さん(仮名)による妨害で訪れたサイレント期間、そしてその期間を経て再会した私たちの関係について綴ってきましたが今回は、いよいよ最終回。

私が実際に歩んできた日々の中で、「統合とは何か?」と何度も問いかけ、迷いながら見つけたひとつの答えを、今日お届けしたいと思います。

「結ばれること」だけがゴールじゃなかった

ツインレイの世界を知った当初、私も「統合=結ばれること」だと、疑いなく思っていました。

サイレント期間で離れていても、「再会できたらそれがゴール」と信じていました。
恋愛でいえば、結婚や永遠のパートナーになることが統合なんだろうと。

でも、再会してすぐ感じたのは心のどこかに、まだ埋まらない“穴”があるということ。

「彼がいるのに、なぜ不安なんだろう?」 「また同じことで悩んでいる自分がいる…」

私の中では、統合=物理的にそばにいること、相手の愛情を確信すること、だと思い込んでいたのに、それだけでは満たされない現実がありました。

“統合”は、見えない絆を自分の中で結び直す時間

ツインレイの「統合」という言葉には、どこか特別な響きがありますよね。

私も最初は、それが恋愛のゴールのように感じていたからこそ再会できたら、すべてが報われる…そんなふうに信じていたんです。

でも実際に満たされない現実を目の当たりにして、改めて「統合」とはゴールではなく、むしろ“再会のその先にある、新しい旅の始まり”なのだと気づいたんです。

そう思えるようになったのは、実際に再会してからの日々で、まだ満たされない想いや不安と向き合いながら、自分の内側と少しずつ対話するようになってからでした。

統合は「内側の変化」として訪れた

いろいろ悩みながら、自分と向き合い続けた結果、ようやく腑に落ちたのはこういうことでした。

統合とは、“外側の関係性”ではなく、“内側の自分同士”を繋げていくことなんだ、と。

誠一さんと再会した後も、私は彼の態度や言葉に振り回されていました。

彼は本当に、人に対して優しく誠実な人です。

その優しさは、まるで誰にでも平等に光を注ぐ太陽のようで…だからこそ、時に誤解を生んでしまうこともありました。

ときには、彼の気遣いや言葉に救われた女性たちが、「もしかして私のことを特別に思ってくれているのかも」と感じてしまうこともあったんです。

おそらく玲奈さんもそのような体験があったのでしょう。

そんな彼を見て、私は心のどこかでいつも不安を抱えていました。

「もっと私だけを見てほしい」「私だけの特別であってほしい」そんな気持ちが強くなればなるほど、彼への“確認”を求めてしまっていました。

でも結局その思いは、自分自身の中に“足りない何か”があるから、相手で埋めようとしていただけなんですよね。

ツインレイは私の「鏡」。

今思えば誠一さんにとてつもなく執着していたのは、自分自身が自分を愛せていない証拠でした。

私が体感した“本当の統合”とは

自分の中の男性性と女性性のバランスに気づく

統合をより深く見つめていくと、「自分の内側にある陰と陽」「男性性と女性性」の調和に行き着くと思います。

女性性は感受性、受け入れる力、愛を与えるエネルギーで、男性性は行動力、自信、自立、境界線を引く力。

私の内側には、過去の恋愛で傷ついた女性性と、誰かに依存してしまいがちな未熟な男性性がいました。

「誰かに満たしてもらわないとダメ」「自分で自分を守れない」

そんな状態で相手と結ばれたとしても、どこか不安が残るのは当然でした。

本当の統合とは、自分の中の女性性を癒し、男性性を発揮してしっかり自分の人生を歩む力を取り戻すこと

自分に丸ごとOKを出し、地に足つけて生きていくこと。

それが結果として、相手との“統合”にも繋がっていくのだと気づいたのです。

「彼がいないと幸せじゃない」という思い込みを手放す

正直、再会したばかりの頃は、「誠一さんさえいれば、全部うまくいく」くらいの気持ちでした(笑)。

でも実際は、彼がいても不安なときは不安だし、安心感は長続きしない。

それに気づいて、「彼にばかり気を取られて、自分の毎日をちゃんと楽しんでないな」と改めて気づきました。
「自分を大切に」ってサイレント期間中に気づいたものの、多分本当には肚落ちしていなかったのです。

そこからは、意識的に趣味を楽しんだり、前から気になってたカフェに一人で行ってみたり、小さなことだけど後回しにしてしまいがちだった「自分を喜ばせる」時間を増やしました。

続けていくと「私、ひとりの時間でも結構幸せじゃない?」と思えるようになっていきました。


「期待」を手放したことで自由になれた

これは最後まで苦労したところですが…

誠一さんに対して「ちゃんと言葉にして!」とか「私を特別扱いして!」とか「形で表して!」とか、なんだかんだいろいろな期待を心のどこかでしてしまっていたんです。

でも、そうやって期待している間は、彼の言動次第で私の心が振り回されっぱなしでした。

いくら私が多少スピリチュアルや心理学の心得があるとはいえども、人の心は操れないですからね(笑)。

あるときふと、これは「自分自身に対する不満」を相手に投影しているだけだと気づいたのです。

そこからは、彼に何かを求めるより、「自分はどうしたいの?」「自分は自分に何を許してあげたい?」というように意識を自分に戻すようになりました。

この3つ、いつでも完璧にできているわけではないのですが、その繰り返しの中で、少しずつ心が楽になっていった気がします。

すべての出会いが「統合への扉」だった

過去の恋愛・失恋・人間関係の意味

私は30代もあと1年で終わるかという頃に、10年付き合った恋人との別れを経験しました。

最終的には自分で決断したことではあったのですが、お互い結婚しようと言っていた時期もあったくらいだったので、当時は自分の人生の一部が切り取られたような感覚でした。

「もうこれ以上、誰かを本気で好きになることなんてないかもしれない」

そんなふうに心を閉ざしていた時期も、実際ありました。

でも不思議なもので時間が経ってから振り返ってみると、その別れも、寂しさも、すべてが必要な経験だったと気づいたんです。

たとえばあの恋愛を経ずに、もっと早く誠一さんと出会えていたとしたら…。

若かった私は自分がどれだけ「誰かに愛されることで幸せになれる」と外側に求めてばかりいるのかにも気づけなかったと思いますし、彼の美徳である優しさについても「私以外に媚を売って浮気でもするつもりか、許せない!」と捉えていたかもしれません(笑)。

ツインレイに限らず、すべての出会いが自分を写す“鏡”

思えば、学生時代の友人、職場の人間関係、家族、恋愛…どんな出会いも、その瞬間は「ただの出来事」に見えても、今となれば自分を統合へと導く“扉”だったのですよね。

ツインレイは鏡とよく言いますが、たとえそうでなかろうと、人生で出会うすべての人が私に何かを教えてくれる存在であり、私自身を映し出す“鏡”であり、そのときどきで魂を成長させるために出会った大切な学びのパートナー。

そんなふうに思えるようになった今、かつての苦しい別れにも、ちゃんと感謝できるようになりました。

終わりに ー 「統合の先」にあるもの

愛は「外側に求めるもの」ではなく「すでに自分の中にある」


私にとってツインレイとの統合は、「彼とずっと一緒にいる未来が確約されること」ではありませんでした。

もっとシンプルで、でもとても大切なこと。

自分の内側で、男性性と女性性がバランスよく調和し、彼に依存せずとも、自分自身を愛し、安心できる状態に還ること。

相手との関係は、その結果として自然に変わっていくものだったのだと今は思います。

これからを生きるあなたへ伝えたいこと

ここまで、私の体験を通して、ツインレイの道のりや統合について綴ってきました。

もしあなたが今、誰かとの関係に悩んでいたり、「これはツインレイなのかな?」と戸惑っていたとしても大丈夫。

その出会いは、必ずあなたに何かを教えてくれるものです。

どんな関係性であっても、すべての出会いは、あなたが自分自身をもっと深く知り、本当の意味で自由になるための扉。

焦らなくていい。
他の誰とも比べなくていい。

あなたの内側にある声に、静かに耳を傾けながら歩き続けてください。

「愛されたい」「認められたい」と外に求め続けた私も、最後には、自分の中にちゃんと愛があると気づいたことで、世界が変わり始めました。

誠一さんと私の日々は、これからも続いていきます。

完璧ではない私たち。時にぶつかり合い、迷いながら、それでもお互いに成長しながら愛し支え合って進んでいきます。

そして、今この文章を読んでくださっているあなたにも、きっとあなただけの物語が続いていきます。

それは、誰かと出会うことで始まるかもしれないし、あるいは、自分自身との対話から生まれるかもしれません。

どんな形であれ、あなたがあなたを信じ、愛しはじめたとき、その瞬間から、新しい光が、あなたの世界をそっと照らしはじめます。

私の体験が、少しでもあなたの未来への道しるべになれば嬉しいです。

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